十年のブランク ~急がば回れ~

今更ながら師匠が走ると書いて師走とはよく言ったもんだと感心している今日この頃、みなさま、いかがおすごしでしょうか。

ども、そんなわけでわたくしが、忘年会に出席するたびに

「無事年を越せるだろうか・・・」

と心配しているコンマスHです。

 

わたしは昨年10年ぶりにレイディエートに復帰し、今年になってコンマスに復帰しました。

そうすると、ブランクというものを否が応でも感じてしまうんです。

どんなブランクかというと、一言でいうとオケで演奏する勘が鈍ってます。

一人でやるときの演奏はまだマシです。

とにかく、アンサンブルで弾く勘がことごとく鈍ってます。

 

そこでオケで弾くために必要な技術を考えてみましょう。

そうすると大きく分けると

(1)理論編

(2)バイオリン技術編

としました。

では一つ一つざっくりとですが検証していきましょう。

 

(1)理論編。

これは今までの練習を思い返してみたり、色々な方と話をした結果、

「ソルフェージュ」

に行きつきました。

もうねこれです。

なので、桐朋学園の「子供のための音楽教室」のソルフェージュの本を大人買いしました。

小学校4年生の生意気だった頃にやったことをもう1度やります。

ソルフェージュの本の説明書きに、

「ソルフェージュは音楽の最も基礎である。」

と書いてます。

これを読んで、

「もうこれ以上さかのぼらなくていいんだな」

と安心しました。

というのも、自分が出来てないことを自覚してから、いったい何が出来てないのかを考えてきました。

最初はバイオリンの技術面のみしか考えてませんでした。

でも、やっていくうちに譜読みの仕方が出来てないことがわかり、さらに追及していって、

「譜読みが出来ていないということはソルフェージュが出来てないこととほぼ同値ではないか。」

と思いました。

なので、まずは子供のためのソルフェージュをやります。

 

(2)バイオリンの技術編

つづいてバイオリンの技術編です。

バイオリンの問題はさまざまなものがありますが、私が重視してるのは右手です。

もっと具体的に言えば、バイオリンの音色を決める主な要素は

① 弓のスピード

② 弓へかける圧力

③ 弦のどこに弓を置くか(サウンディング・ポイント)

です。ちなみにこの言葉はガラミアン先生が使われた言葉です。

この組み合わせによって言ってしまえばほぼ無限の音色を作ることができるわけです。

さらに楽器や弦、弓や弓の毛によっても音色は変わるわけです。

つまり音はさまざまな条件で変わります。ということは、弾き手がどういう音を出したいかを明確にしないと実はバイオリンというのは上達しません。

なぜならば、目指すべき音が明確にならないと、

問題点が分からない→何を練習していいか決まらない→上達しない

からです。

なので、これはソロだろうがオケだろうが変わらないのですが、

「自分がどういう音を出したいか」

が明確にならないと上達はしません。

 

話がそれました。

 

バイオリンが上達するためには、開放弦、スケールとアルペジオなどの基礎連の他に、エチュードを使った実践的な練習が不可欠です。エチュードを使って、色々な技術の使い方を学ぶ必要があります。

基礎連だけじゃ足りません。

つまり、ここに関してはソロもオケもやることは変わりません。

 

ここまで書いて思ったのですが、今回書いたことは、小学生のころにやったことばかりです。

小学生のころは先生に言われるがままにやってましたが、この年になってようやく、当時先生がなぜやらせたかを分かるようになりました。

もしかしたら小さい頃にやったので無意識のうちに沁みついているものかもしれません。

ただ、改めて最近思うのは

コツコツ積み重ねるしかない

ということです。

アマオケ歴もそこそこあるので、色々な人を見てきましたが、

弾き方みると、弾けてる弾けてない関係なく

「基礎連やってきたかどうか」

はすぐわかります。

なのでやはり、今日書いてきたことはバイオリンを弾くためには必須なのだと思います。

 

そして更に私はここに、

身体の使い方

を加えています。

最近の研究テーマは主に身体の使い方と楽器演奏の関係についてです。

なぜ身体のことを考え始めたか。

理由はいくつかありますが、それはまたそのうち書きます。

 

というわけで、やはり10年のブランクは感じますが、これをいい機会に初心に帰ってみようと思ってます。

 

今回はこのへんで。

 

では。