オーケストラピットで演奏するということ

今日で8月も終わりですが皆様いかがおすごしでしょうか。

どうもこんばんは!

私が10年以上ぶりに楽器を調整したコンマスHです。

戻ってきた楽器を弾いて思わず感動してしまいました。

当たり前ですが、楽器のコンディションを整えておくことって大事ですね。

 

さて、今回は古い記憶をたどりながらですが、バレエ伴奏におけるオーケストラ・ピットでの演奏について書いてみます。

私は10年以上前にコンマスやってたときは、定期的にオーケストラ・ピットで演奏し、バレエの伴奏をしておりました。

で、ピットっていうのはですね、ご経験ある方もいらっしゃるかと思いますが、舞台とは全然違います。

何が違うって、まずお客様からは見えない!

当たり前ですね。むしろ見えちゃいけません。見えたらピットの意味がありません。そんなピットは設計ミスです。

っていいながらそういうピットあったりして。。。もしご存知の方がいらっしゃいましたら、お問い合わせフォームにて一言、

「ある!」

とおっしゃってください。もし可能であればどこの会場かも教えていただけるとありがたいです。

もし教えていただいた場合、このブログでお知らせいたします。

 

おっと話がそれてしまいましたね。戻しましょう。

 

ピットでの演奏ですが、演奏面で一番大きいのは

・ピット内の音の聞こえ方

ですね。これはね、音聞いて合わせてたら舞台以上にずれますね。

具体的にいえばタイムラグと、ピット内の音の響き方です。

これもピットの深さによって変わってきますが。。。

とにかくタイミングに関しては目視です!!

なので、当時の私は、本番はアインザッツのことしか頭にありませんでした。

練習ではアインザッツ出してなかった場所を、本番いきなり出すということは多々ありましたし、場合によっては一拍一拍出したこともあります。

というのも、踊りと合わせて練習することが出来る回数が少ないので、どうしても本番になってタイミングが変わることもあります。

私達はあくまで伴奏です。主役はダンサーさんです。

なのでダンサーさんにピタッとあわせることが大事なのですが、それは当団の音楽監督であり指揮者であるの小倉先生が見事な名人芸で合わせてくださるので、演奏者はひたすら小倉先生の指揮に合わせることに集中することが大事なんです。

なんだか話が撮っ散らかってしまいましたが、とにかくピット演奏の要は

「目であわせる!」

これにつきます。

 

というわけで、最近はピットでの演奏はやれてませんが、またいつかピットで演奏したいと思います。

バレエのピット演奏、はまりますよ!!

 

というわけで今回はこのへんで。

では。